リフォームノウハウ
押入れリノベーションでもっと快適に!費用やアイデア、ポイントを徹底解説
押入れといえば布団を収納する場所として長く親しまれてきました。でも最近では、ベッドを使う家庭が増えて、押入れをどう活用したらいいか悩んでいる方も多いのではないでしょうか?
押入れは奥行きがあって収納力抜群なのに、うまく使いこなせていないとただの「物置」になってしまいがち。そんな押入れをリノベーションすることで、生活がもっと便利になります。
この記事では、押入れリノベーションのアイデアや費用相場、工事のポイントを福岡市東区名島のシエルブルー高橋がご紹介します。「使いにくい押入れをどうにかしたい!」という方は、ぜひ参考にしてくださいね。
目次
押入れをリノベーションする方は多い?その理由とは

「押入れをリノベーションしたい」と考える方は実は数多くいます。その理由には次のようなものがあります。
- 押入れが使いづらいため物置状態になっている
- 何を収納したか思い出せない
- 押入れが傷んできたため使えない
- 和室そのものを使わなくなった
こういった悩みから、押入れを思い切って使いやすい収納スペースにリノベーションする方が増えているんです。
押入れの一般的なサイズを知っておこう

リノベーションを考える前に、まずは押入れの一般的なサイズを確認しておきましょう。
一間幅の押入れのサイズは、以下のようになっています。
- 間口:165~180cm(平均170cm)
- 高さ:上段 90~100cm / 下段 65~75cm(平均70cm)
- 奥行き:80~90cm
この80cm以上ある奥行きは、布団をしまうには最適ですが、それ以外のものを収納するにはちょっと使いづらいですよね。
実際、「押入れの手前のものばかり使って、奥のほうに片付けているものはほとんど出さない…」という方も多いようです。リノベーションでは、この奥行きをどう活かすかがポイントになります。
押入れリノベーションのアイデア集

押入れリノベーションにはさまざまな方法があります。自分の暮らしに合わせて選んでみてください。
1. 一般的なクローゼットにリノベーション
【費用相場】8~20万円程度
最もポピュラーなのは、押入れをクローゼットに変えるリノベーションです。具体的には以下のような工事になります。
- ふすまを扉に交換
- 中の棚を撤去
- 洋服用ハンガーパイプを取り付け
- 必要に応じて棚を設置
和室の雰囲気を一新したい方や、洋服をかけて収納したい方におすすめです。
2. 造り付け家具でスライド式収納に
【費用相場】20~50万円程度
押入れの奥行きを活かすなら、スライド式の造り付け家具がおすすめ。奥のものも取り出しやすくなります。
衣類や本など、収納したいものに合わせて、リフォーム会社にオリジナル収納家具を作ってもらうといいでしょう。
3. 裏面からも取り出せる2重構造に
【費用相場】15~30万円程度
押入れの背面が廊下やほかの部屋に面している場合、両面から出し入れできるクローゼットも検討できます。
- 前後どちらからも扉が開閉できるタイプ
- 間に壁を1枚設置して2つのクローゼットに分ける方法
奥行きを「60cmと30cm」や「45cmと45cm」など、使いやすいプランを考えてみてください。
4. 拡張してウォークインクローゼットに
【費用相場】30~50万円程度
既存の押入れのサイズをさらに拡張して、ウォークインクローゼットを作ることもできます。
和室自体を使わなくなったので部屋ごと変更したいという方に人気のリノベーションです。壁の解体など大規模な工事が必要になるため、予算をしっかり相談しましょう。
5. 押入れを折れ戸と可動棚にリノベーション
【費用相場】6~15万円程度
押入れに、折れ戸や可動棚を取り付ける方法もあります。ブラウン系の扉を選ぶと、洋風でありながら畳の部屋にもマッチしますよ。
工事の手間が少なく、比較的費用も抑えやすいのがメリットです。
6. 簡易なクローゼットへのリノベーション
【費用相場】2万5千~10万円程度
「ふすま部分はそのままでいいけど、布団を処分したので、押入れが必要なくなった」という方には、簡易なクローゼットにリノベーションする方法が最適です。
布団用の中棚を撤去して、ハンガーパイプを取り付けるだけのシンプルな工事なので、費用も比較的抑えられます。
7. 押入れをワークスペースにリノベーション
【費用相場】30万円~60万円程度
テレワークなどで自分だけの作業スペースが欲しい方には、押入れをミニ書斎にリノベーションする方法もあります。
中棚を撤去し、押入れ内の床や壁を張り替えてデスクを設置するシンプルなワークスペースならば、30万円前後で実現できます。造作棚の設置や電源の増設などを加えると、60万円程度になることもあります。
押入れリノベーションの費用相場と内訳
押入れをクローゼットにリノベーションする際の費用は、8~20万円程度かかることが多いです。どんな内訳があるのか、詳しく見てみましょう。
| 工事内容 | 費用相場 |
| 押入れの解体・撤去費 | 1~3万円 |
| 棚板・パイプの設置費 | 1万5千~2万円 |
| クローゼットの壁・床の補強工事費 | 1~2万円 |
| 扉材本体+取り付け工事費 | 6~10万円 |
| 諸経費(廃棄物の処分など) | 2万円程度 |
増設したい棚の数や、扉の素材・種類、壁紙を貼りたい場合にはクロスのグレードによって、合計費用が変動します。
また、細かい工事内容によっても費用は大きく変わってきます。
- ふすまを残す簡易なクローゼットにリノベーションする場合:2万5千~10万円程度
- ウォークインクローゼットや造り付け家具にしたい場合:20~50万円程度
さらに、天袋(押入れ上部にある収納棚)との境目が敷居だけになっている押入れよりも、鴨居(ふすまを滑らせるための上部の枠)になっている場合の撤去工事のほうが手間がかかるため、高額になりやすいので注意しましょう。
押入れリノベーションの費用を抑える方法はある?

「リノベーションしたいけど費用が気になる…」そんな方のために、費用を抑える方法も考えてみましょう。
基本的に業者に依頼するよりもDIYのほうが費用は安くなります。業者に依頼した場合で10~15万円になる程度の工事だとしても、DIYだと5~9万円程度で済むことも。
特に、カーテンや扉を取り付けるだけといった簡単な工事をDIYする場合であれば、3万円以内でもリノベーションが可能です。
また、押入れのベニヤ材などを再利用すれば材料費をさらに抑えることができます。
ただし、DIYで失敗して業者に作り直しを依頼した場合は、最初から工事を業者に依頼する場合よりも高くなるためご注意ください。
押入れリノベーションの工事期間はどのくらい?

「リノベーションにどのくらい時間がかかるの?」と気になる方も多いでしょう。
一般的に押入れをクローゼットにする場合の工事期間は3日程度です。扉の交換だけであれば1日で済むこともあります。
ただし、特殊な棚を取り付けるといった手間がかかる工事だと1ヶ月程度かかることもあるので、リフォーム会社と相談して計画を立てましょう。
実例として、あるご家庭では押入れをオープンクローゼットにリノベーションする工事が、なんと半日(9:00~15:00)で完了したケースもあります。工事にかかる時間は、お家の状態によって大きく変わるので注意しましょう。
DIYで押入れをリノベーションする方法

ご自身で押入れをリノベーションしたい方のために、DIYの手順をご紹介します。
DIYで押入れをクローゼットにする手順は、主に次の通りです。
1.押入れの解体
・中央の仕切り板を釘抜きで外す
・支えていた柱の釘を抜く
・不要な部分をのこぎりで切断して撤去
2.補修
・破損部位や隙間をコーキングやパテで補修
・表面が平らになれば壁紙を貼る
・凹凸が残るならベニヤ板などで隠す
3.クローゼット仕様にする
・床の補強やフローリングを張る
・カーテンレールや突っ張り棒を取り付ける
・断熱材を使ってカビ対策を施す
・扉を付ける
・棚や収納アイテムを追加
ただし、DIYは工事手順が難しく、特に床の補強や断熱対策などは専門的な知識が必要です。ご自身での施工に不安がある場合は、無理をせず専門業者に相談しましょう。
押入れリノベーションの注意点

押入れをリノベーションする際には、いくつか注意すべきポイントがあります。事前に確認しておきましょう。
床の構造に注意
押入れの床は、下地がきちんと組まれておらず、薄いベニヤ板のみ張ってあるケースが多いです。布団の収納時には問題がなくても、クローゼットとして使い始めた途端、床が収納物の重量に耐えられなくなってしまうことも。
床の補強工事は必ず確認し、必要であれば行いましょう。特に洋服などの重いものを収納する場合は要注意です。
断熱材で結露防止対策を
カビ・結露が原因で押入れが傷んでいた場合には、断熱材を用いて、結露防止の対策工事も行っておくべきです。
特に北側にある押入れは空気が冷たく結露が発生しやすいので、リノベーション時に必ず対処してくださいね。
シロアリ被害をチェック
戸建て住宅の場合、リノベーション工事の際に床下にシロアリ被害がないかも念のため見てもらうことをおすすめします。
シロアリは床下から浸食することが多く、気付いたときには住まいに大きなダメージを与えていることも。リノベーションのタイミングでチェックしておくと安心です。
扉の形状は部屋の広さと使い勝手で決める
押入れのふすまを引き戸や開き戸にする際は、部屋の広さや使い勝手を考慮しましょう。
例えば、部屋の広さが十分にないのに開き戸にしてしまうと、開閉がしにくくなります。また、引き戸の場合は開き戸に比べて間口が狭くなるので、幅の広いものの収納には適していません。
扉の形状は、開閉のスペースや収納するものを想定した上で決めましょう。
福岡市の気候特性に合わせた押入れリノベーション
福岡市で押入れリノベーションを検討される方のために、地域特有の気候条件を考慮したアドバイスをご紹介します。
福岡市の気候と押入れリノベーションの関係
福岡市は夏が高温多湿で、冬は比較的温暖ながらも湿度が高い気候です。このような気候条件下では、押入れ内の湿気対策が特に重要になります。
また、福岡市は海に面している地域も多く、塩害による建材の劣化も考慮すべきポイントです。押入れリノベーションでは、これらの地域特性を踏まえた計画を立てることが大切です。
区別の特徴とリノベーションアドバイス
『各区の特性を活かした押入れリノベーション』
東区エリアでよくある相談内容と解決策
福岡市東区は海に面した地域が多く、潮風の影響で湿気が多いエリアです。こちらでは、押入れの中が湿っぽくなりやすいというご相談が多いです。
リノベーションの際は、防湿・防カビ効果の高い素材を選ぶことがポイント。また、通気性を確保するため、扉は完全に密閉するタイプよりも、多少の通気が可能なデザインがおすすめです。
博多区エリアの特徴と対応ポイント
福岡市博多区は都市部が多く、マンションなどの集合住宅が中心です。こちらでは、限られたスペースを最大限に活用したいというご要望が多いです。
押入れの奥行きを活かしたスライド式の収納や、上部空間まで活用する高さのある収納システムなど、空間効率を高めるリノベーションが人気です。
中央区エリアならではの考慮点
福岡市中央区は古い建物と新しい建物が混在するエリアです。特に古い木造住宅では、押入れ周辺の構造体に劣化が見られるケースがあります。
リノベーションの前に、床や壁の状態をしっかりチェックし、必要に応じて補強工事を行うことが重要です。デザイン性と機能性のバランスがとれたリノベーションが求められるエリアです。
南区エリアの住宅事情と推奨プラン
福岡市南区は閑静な住宅街が広がるエリアで、子育て世代の家庭が多いのが特徴です。こちらでは、家族みんなが使いやすい収納へのリノベーションが人気です。
成長するお子さんに合わせて、高さ調節可能な棚やハンガーパイプを採用した可変性の高いリノベーションがおすすめです。将来の使い方を想定した計画を立てましょう。
城南区エリアの特性と注意点
福岡市城南区は緑が多く、湿度も高めのエリアです。押入れ内のカビや結露に悩まれる方が多いです。
リノベーションでは通気性を確保するための工夫と、湿気対策を重視しましょう。壁面に調湿機能のある素材を使用したり、除湿器が置けるスペースを確保するといった対策がおすすめです。
西区エリアの環境に応じた提案
福岡市西区は海に近い地域が多く、塩害の影響を受けやすいエリアです。金属パーツの錆びやすさが課題となります。
押入れリノベーションでは、耐候性・耐久性の高い素材を選ぶことが大切です。特にハンガーパイプなどの金属部品は、ステンレスなど錆びにくい素材を選びましょう。
福岡市内で押入れリノベーションをお考えの方は、こうした地域特性を考慮した計画を立てることで、より長く快適に使える収納スペースを実現できます。
押入れリノベーションのまとめ

押入れリノベーションについて、さまざまな角度からご紹介してきました。最後に、重要なポイントをまとめておきましょう。
押入れリノベーションのメリット
- 使いづらかった押入れが使いやすい収納スペースに生まれ変わる
- 和室のイメージを一新できる
- 家族の暮らしが便利になり、生活の質が向上する
- 収納の悩みが解消され、すっきりとした空間が実現する
リノベーションを成功させるポイント
- 自分の生活スタイルに合った収納プランを考える
- 予算と相談しながら最適なリノベーション方法を選ぶ
- 床の補強や湿気対策など、基本的な注意点を押さえる
- DIYに不安がある場合は、専門業者に依頼する
- 複数のリフォーム会社から見積もりを取り、比較検討する
押入れリノベーションは、暮らしの動線や使い勝手を大きく変える可能性を秘めています。「使いにくい押入れをなんとかしたい」とお考えの方は、ぜひこの記事を参考に理想の収納空間づくりを検討してみてくださいね。
福岡市で押入れリノベーションをお考えの方は、地域の気候特性を考慮した計画を立てることをおすすめします。専門のリノベーション会社に相談すれば、より具体的なアドバイスが得られるでしょう。
快適な暮らしは、使いやすい収納から始まります。ぜひ、押入れリノベーションで新しい生活をスタートさせてみてください。
