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洗面所リフォーム

セカンド洗面台のメリット・デメリット完全版!設置費用や場所選びのコツも徹底解説

家族が朝の時間帯に洗面所で渋滞する経験はありませんか?または帰宅時にすぐに手を洗いたいと思ったことはありませんか?そんな日常の小さなストレスを解消してくれるのが「セカンド洗面台」です。

最近では2台目の洗面台を設置する家庭が増えています。でも「本当に必要?」「費用はどれくらい?」など疑問も多いはず。この記事では、セカンド洗面台の基礎知識から選び方、設置場所ごとの費用相場までシエルブルーの高橋が詳しく解説します。

目次

セカンド洗面台とは?基本の「き」

セカンド洗面台とは、家に設置する2台目の洗面スペースのことです。主洗面台は通常バスルーム近くに設置されていますが、セカンド洗面台はそれ以外の場所に設けられます。

マンションなど限られたスペースでは洗面台は1つのケースが多いですが、戸建て住宅など設置スペースが確保できる環境では、2台目の洗面台を設ける家庭が増えています。

セカンド洗面台は主に以下のような場所に設置されます:

  • 玄関横
  • トイレ横
  • 2階の廊下
  • 寝室

コンパクトなサイズの洗面ボウルやシンプルな洗面台が選ばれることが多く、限られたスペースでも無理なく設置できるのが特徴です。

セカンド洗面台を設置するメリット

わざわざ2台目の洗面台を設置する価値はあるのでしょうか?以下に主なメリットをご紹介します。

朝の洗面所渋滞を解消

家族の人数が多い家庭では、朝の準備時間が重なり洗面所が大混雑することがあります。「早く出かけたいのに、洗面所が空かない!」というストレスを経験したことがある方も多いでしょう。

セカンド洗面台があれば、家族が分散して使えるため、朝の貴重な時間を有効に使えます。特に学校や会社の時間が近い家族がいる場合、この恩恵は大きいでしょう。

家の中の動線改善

洗面台が家に複数あることで、家の中での無駄な移動を減らせます。例えば:

  • 2階で掃除をしているときに、わざわざ1階まで水を汲みに行く必要がなくなる
  • 帰宅後すぐに手を洗える玄関横の洗面台があれば、家の奥まで行かなくてもよい
  • 寝室に洗面台があれば、夜中に水を飲みたいときや朝の身支度にも便利

このように、日常生活の小さな不便を解消し、生活の質を向上させる効果があります。

来客時のプライバシー確保

お客様が来たとき、洗面所に案内するのが気になることはありませんか?洗面所はプライベートな空間であり、特に洗面所とバスルームが一体となっている場合は、お客様に見られたくないものも多いものです。

玄関近くにセカンド洗面台があれば、わざわざプライベート空間に案内する必要がなく、お互いに気を遣わずに済みます。

感染症予防対策にも効果的

近年の感染症対策の意識向上により、帰宅時の手洗いの重要性が再認識されています。玄関近くにセカンド洗面台があれば、外出先から帰ってきたらすぐに手を洗う習慣が自然と身につきます。

特にお子さんのいる家庭では、「家に入ったらまず手を洗う」という習慣づけがしやすくなります。

セカンド洗面台のデメリット

メリットばかりではなく、いくつかのデメリットもあります。設置を検討する前にこれらも理解しておきましょう。

配管工事が必要になる

セカンド洗面台を設置する最大のハードルは、配管工事が必要になることです。新築なら事前に配管を通す計画を立てられますが、リフォームやリノベーションで追加する場合は、既存の壁や床を解体する必要があるかもしれません。

工事の規模は設置場所によって大きく異なります。例えば、既存の水回り設備に近い場所なら比較的簡単ですが、水回り設備から離れた場所や階をまたぐ場合は工事が大掛かりになります。

設置スペースの確保が必要

セカンド洗面台を設置するには、当然ながらスペースが必要です。限られた住居スペースの中で、洗面台用のスペースを確保できるかどうかは重要なポイントです。

設置後に「思ったより狭くなった」と感じることがないよう、事前に設置予定場所のスペースをしっかり確認しておきましょう。洗面台のサイズと設置スペースのバランスが大切です。

維持管理の手間と費用増加

洗面台が増えることは、掃除や手入れの対象が増えることを意味します。また、水道料金も若干増加する可能性があります。

しかし、洗面台自体にはそれほど多くの維持費がかからないため、設置によって得られる利便性と比較すれば、多くの家庭ではメリットの方が大きいと感じるでしょう。

セカンド洗面台の人気設置場所

セカンド洗面台はどこに設置するのが最適でしょうか?ここでは、人気の設置場所とそれぞれのメリットについて詳しく見ていきます。

玄関横

メリット:

  • 帰宅時にすぐ手を洗える
  • 来客時にバスルーム付近の洗面所に案内する必要がない
  • 子どもの手洗い・うがい習慣の定着に役立つ

玄関に洗面台があることで、外出先から戻ってすぐに手洗いができるため、感染症予防の観点からも理想的です。また、お客様が来た際にも、プライベート空間を見られることなく手を洗っていただけます。

2階の廊下

メリット:

  • 1階と2階で洗面台を使い分けられる
  • 2階での掃除や水仕事が便利になる
  • 朝の洗面所混雑を軽減できる

2階建て住宅で洗面所が1階にしかない場合、2階の廊下などにセカンド洗面台を設置することで、わざわざ階段を降りなくても水を使える利便性があります。2階に寝室がある家庭では、朝の準備時間の短縮にも役立ちます。

トイレ横

メリット:

  • トイレ使用後にすぐ手を洗える
  • 既存の水回り配管を利用できる場合が多い
  • スペースの有効活用ができる

トイレ内に手洗い器が設置されていない場合や、より快適な手洗い環境が欲しい場合に選ばれます。また、トイレ近くは既に水回りの配管が通っていることが多いため、比較的工事がしやすいという利点もあります。

寝室

メリット:

  • パウダースペースとして活用できる
  • 夜中に水を飲むときなどに便利
  • 赤ちゃんのいる家庭ではミルク作りに役立つ

寝室にセカンド洗面台を設置すれば、朝の身支度をその場で完結できます。特に女性にとっては、メイクや簡単なスキンケアをベッドから出てすぐにできる利便性があります。

セカンド洗面台の種類と選び方

セカンド洗面台には大きく分けて「洗面ボウル型」と「洗面台型」の2種類があります。それぞれの特徴と選び方のポイントを見ていきましょう。

ボウル型洗面

ボウル型洗面の最大の特徴は、スペースに合わせて自由に設置できる点です。シンプルな洗面ボウルと水栓のみの構成なので、狭いスペースでも設置しやすいのが魅力です。

メリット:

  • コンパクトで設置スペースが少なくて済む
  • デザイン性が高くインテリアの一部としても楽しめる
  • 種類が豊富で好みのスタイルを選べる

デメリット:

  • 収納スペースがない
  • 鏡やタオル掛けなど必要な機能は別途設置が必要

玄関やトイレ横など、限られたスペースに設置する場合や、インテリア性を重視する場合に適しています。

洗面台型(洗面化粧台)

洗面台型は、洗面ボウルに加えて収納スペースや鏡などが一体となったタイプです。より多機能な洗面環境を求める場合に選ばれます。

メリット:

  • 収納スペースがあり便利
  • 鏡や照明が付属していることが多い
  • 一体型なのでまとまりがある

デメリット:

  • 設置に広いスペースが必要
  • ボウル型に比べて価格が高めになることが多い

寝室のパウダースペースや、2階の洗面コーナーなど、ある程度のスペースが確保できる場所に適しています。

選ぶ際のチェックポイント

セカンド洗面台を選ぶ際は、以下のポイントに注意しましょう:

  1. 設置スペースのサイズ確認
    • 奥行き、間口、高さを事前に測定
    • 洗面台使用時の動作スペースも考慮
  2. タオル掛けの有無
    • 意外と忘れがちなタオル掛けの確認
    • 付属していない場合は別途設置可能か検討
  3. 水栓の種類
    • シングルレバー式か、2ハンドル式か
    • 温水を使いたい場合は給湯設備との接続も確認
  4. 素材と手入れのしやすさ
    • 陶器、人工大理石など素材によって耐久性や手入れが異なる
    • 日常的な掃除のしやすさも考慮
  5. デザインと既存インテリアとの調和
    • 設置場所の雰囲気に合うデザインを選ぶ
    • 長く使うものなので、飽きのこないデザインを

設置場所別のセカンド洗面台設置費用相場

セカンド洗面台の設置費用は、設置場所や工事の規模によって大きく異なります。ここでは、主な設置場所別の費用相場を解説します。

費用の内訳

セカンド洗面台設置の主な費用内訳は以下の通りです:

  1. 洗面台本体の価格
  2. 給排水管の設置・移設工事費
  3. 電気工事費(照明や電源が必要な場合)
  4. 壁・床の補修費用

設置場所別の費用相場

設置場所 費用相場 特徴
玄関横 20万円~ 新たに配管を引く必要があるが、比較的シンプルな工事
トイレ横 10万円~ 既存の水回り配管を利用できるため比較的安価
2階の廊下 40万円~ 階をまたぐ配管工事が必要で費用が高め
寝室 20万円~ 場所によっては大掛かりな工事になる可能性あり

※これらはあくまで相場であり、住宅の構造や既存配管の位置などによって大きく変動します。

玄関横の設置費用

玄関にセカンド洗面台を設置する場合、費用相場は20万円程度からとなります。玄関まで給排水管を新たに引く必要があるため、ある程度の工事費用は覚悟しておく必要があります。

住宅の構造によっては、床や壁を一部解体して配管を通す必要があるケースもあり、その場合は費用が増加します。

トイレ横の設置費用

トイレ横は比較的リーズナブルに設置できる場所で、10万円程度からの費用相場となっています。これは、トイレ近くには既に水回りの配管が通っていることが多く、配管工事が比較的簡単なためです。

ただし、壁に洗面台を取り付けるための下地がない場合は、壁の補強工事が必要になる可能性もあります。

2階の廊下の設置費用

2階の廊下にセカンド洗面台を設置する場合、階をまたいで配管を通す必要があるため、費用相場は40万円程度からと比較的高めです。

1階から2階に給排水管を新たに通す工事は技術的にも難しく、壁や床の解体・復旧工事も含めると大掛かりになりがちです。ただし、既に2階にトイレなどの水回り設備がある場合は、それらの配管を利用できる可能性もあり、費用を抑えられることもあります。

寝室の設置費用

寝室のセカンド洗面台設置費用は、寝室の位置によって大きく変わります。1階の寝室で水回り設備に近い場合は比較的安価ですが、2階の寝室の場合は「2階の廊下」と同様に費用が高くなる傾向があります。

費用相場としては20万円程度からですが、条件によっては40万円以上かかるケースもあります。

福岡市での効果的なセカンド洗面台設置のポイント

 

福岡市は気候や住宅事情によって、セカンド洗面台の設置を検討する際に考慮すべきポイントがあります。ここでは福岡市特有の条件を踏まえたアドバイスをご紹介します。

福岡市の気候特性と窓選びの基本

福岡市は夏季の高温多湿と冬季の寒さという、メリハリのある気候が特徴です。特に梅雨時期の湿度の高さは、水回り設備の設計に影響を与えます。

セカンド洗面台を設置する際は、湿気対策として以下の点に注意しましょう:

  • 換気扇や窓を近くに設置し、湿気がこもらないようにする
  • 防カビ・防水性の高い壁材を選ぶ
  • 梅雨時期の高湿度を考慮した排水設計を心がける

区別の特徴とアドバイス

福岡市内でも区によって住宅事情や気候条件に違いがあります。各区の特性を活かしたセカンド洗面台選びのポイントをご紹介します。

東区エリアでよくある相談内容と解決策

東区は海に面しているエリアが多く、海からの湿気や潮風の影響を受けやすい地域です。リフォーム福岡市東区でよく聞かれる相談として、「洗面台周りの結露や湿気が気になる」というものがあります。

解決策:

  • 耐久性の高いステンレスや人工大理石製の洗面ボウルを選ぶ
  • 湿気に強い建材を使用する
  • 換気設備の充実を図る

博多区エリアの特徴と対応ポイント

博多区は比較的古い住宅と新しいマンションが混在するエリアです。リノベーション福岡市博多区での特徴として、スペースの制約がある中でのセカンド洗面台設置のご相談が多いです。

対応ポイント:

  • コンパクトなボウル型洗面を選ぶ
  • 壁掛け式で床スペースを確保
  • マンションの場合は管理規約の確認を忘れずに

中央区エリアならではの考慮点

中央区は都心部に位置し、マンション居住者が多いエリアです。リフォーム福岡市中央区では、限られたスペースの中で効率的なセカンド洗面台設置が求められます。

考慮点:

  • 多機能型のコンパクト洗面台がおすすめ
  • デザイン性の高い製品を選ぶことでインテリアとしても活用
  • 配管工事の制約がないか事前確認が必要

南区エリアの住宅事情と推奨プラン

南区は比較的新しい戸建て住宅が多いエリアです。リノベーション福岡市南区では家族構成に応じたセカンド洗面台の設置相談が多く見られます。

推奨プラン:

  • 子育て世代には玄関近くの手洗い場として設置
  • 二世帯住宅の場合は各フロアに洗面台を設置
  • 庭での活動が多い家庭は外部からアクセスしやすい位置に設置

城南区エリアの特性と注意点

城南区は自然環境が豊かで、庭付き住宅も多いエリアです。リフォーム福岡市城南区での設置では、室内と屋外の往来を考慮したプランニングが重要です。

注意点:

  • 外部からの動線を考慮した配置
  • 湿気の多い環境での耐久性を重視
  • 季節による温度変化に対応できる給排水設計

西区エリアの環境に応じた提案

西区は海に近いエリアと山に近いエリアがあり、環境によって条件が異なります。リノベーション福岡市西区では地域特性に応じた細やかな提案が求められます。

提案例:

  • 海側エリアでは塩害に強い素材選び
  • 山側エリアでは湿度管理に配慮した設計
  • 新興住宅地では周辺環境との調和を考慮したデザイン

よくある質問とセカンド洗面台導入のための次のステップ

セカンド洗面台の設置を検討される方からよく寄せられる質問とその回答、また導入に向けた具体的なステップをご紹介します。

Q&A

Q: セカンド洗面台は賃貸物件でも設置できますか?

A: 基本的には難しいです。配管工事が必要になるため、大家さんの許可が必要となります。撤去時に原状回復が必要な点も考慮しなければなりません。どうしても必要な場合は、簡易的な手洗い器などの検討も一案です。

Q: DIYでセカンド洗面台を設置することは可能ですか?

A: 給排水工事は専門知識が必要なため、素人のDIYは推奨されません。水漏れなどのトラブルが起きた場合、大きな被害につながる可能性があります。必ず専門業者に依頼しましょう。

Q: 洗面ボウルだけを後から洗面台に変更することはできますか?

A: 可能です。ただし、サイズや配管位置によっては追加工事が必要になることがあります。設置時に将来的な拡張の可能性も考慮しておくと安心です。

Q: セカンド洗面台は家の資産価値を上げますか?

A: 適切に設置された場合、特に玄関近くやトイレ横などの便利な場所にあれば、住宅の付加価値として評価されることがあります。ただし、設置場所や品質によって評価は変わります。

セカンド洗面台導入のステップ

セカンド洗面台の設置を具体的に進める場合は、以下のステップに沿って検討するとスムーズです:

  1. 設置目的の明確化 現在の不便さや、セカンド洗面台で解決したい問題を整理する
  2. 設置場所の検討 家の間取りや生活動線を考慮して最適な場所を決める
  3. 予算の設定 洗面台本体と工事費用を含めた総予算を決める
  4. 業者選び 複数の業者から見積もりを取り、実績や対応を比較する
  5. デザイン・機能の選定 用途に合った洗面台のタイプやデザインを選ぶ
  6. 工事日程の調整 家族の生活に支障が出ないよう工事日程を調整する
  7. アフターフォローの確認 保証内容や故障時の対応について事前に確認しておく

まとめ:セカンド洗面台で快適な住まいを実現

セカンド洗面台は、単なる贅沢品ではなく、日常生活の快適さを大きく向上させる実用的な設備です。朝の洗面所渋滞の解消から、帰宅時の手洗い習慣の定着まで、様々なメリットをもたらします。

設置には一定の費用がかかりますが、日々の生活で得られる利便性を考えれば、多くの家庭にとって価値ある投資となるでしょう。特に家族が多い世帯や、感染症予防に気を使っている家庭には大きなメリットがあります。

福岡市で設置を検討される場合は、各区の特性を考慮したプランニングがポイントです。専門業者に相談し、ご家庭の生活スタイルに最適なセカンド洗面台を見つけてください。

住まいの快適さは日々の暮らしの質に直結します。セカンド洗面台の設置で、より便利で快適な住環境を実現してみませんか?


福岡市内でのセカンド洗面台設置やリフォームについてさらに詳しく知りたい方は、ぜひお気軽にご相談ください。地域に密着した専門スタッフが、あなたのライフスタイルに合った最適なプランをご提案いたします。

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